ビール特有の「苦味」この苦味が「美味しい」と感じる理由 いつの間にか、ビールが美味しく感じる。科学的な理由とは。

ビールの苦味を美味しいと感じるには、「経験」と「知識」が大きく関わっています。このコンテンツでは、化学的な視点から「ビールが美味しく感じる瞬間」についてご説明致します。

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ビールの苦味は「ルプリン」が作り出す

ビールに印象的な苦みをつけるのは、ホップという植物です。このホップは「ビールの魂」とも呼ばれ、ビールを醸造するのには欠かせない存在です。このホップは雄株と雌株が別々に生える植物であり、ビール醸造では未受精の雌株の球果を使用します。球果の中心部には黄色の粒状のものがついており、これを「ルプリン」と呼びます。この「ルプリン」には、ビールには欠かせない香りや苦みの成分が含まれています。ですが、ホップを加えるだけでは苦味は生まれません。煮沸されることによって初めて苦味を呈していきます。このコンテンツでテーマである、ビールの苦味を生み出す重要な役割を果たしています。

本能的に除外してしまう「苦味」

皆様が幼い頃、ピーマンが苦手だった方もいらっしゃるのではないでしょうか。それは、単なる好き嫌いではなく、「本能的」に苦味を除外していたからなのです。産まれたばかりの時は、「甘味」と「塩味」を美味しいと感じます。逆に、「酸味」と「苦味」は不味いと感じます。これは、正常な判断です。なぜならば、酸っぱいものは腐敗し、苦いものは毒かもしれない、という本能の判断基準から成り立っているものだからです。

経験から学ぶ「苦味」の美味しさ

本能的には、苦味を嫌いますが、「良薬口に苦し」の言葉の通り、人間は長い歴史の中で苦味を持つものも口にしてきました。苦くても栄養素が豊富なものも存在します。産まれてから、これまでに沢山の「食の経験」を積むことにより、本能的に嫌う味覚を受け入れられるようになります。大切なのは「苦味」があっても食べられるものであるという「経験」、そして食べても「安全」なものであるという「知識」です。

ビールは苦いものから、美味しいものへ

人生で最初のビールの一杯には、どの様な思い出がありますでしょうか。やはり、「苦い」と思った、という方が多いのではないでしょうか。その時と比べてみると、最高の一杯になっている方が多いはずです。ビールは、ほとんどの方が苦くて美味しくない、と思うかもしれませんが、体が「安全」であると認識すると美味しく変化していきます。苦味は時に、「大人の味」と表現されます。まさしく、ビールは大人の味です。

大人だから楽しめるビールの味

苦味は時に、「大人の味」と表現されます。まさしく、ビールは大人の味です。

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2021年5月20日

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